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スタイリストの仕事について

スタイリスト

洋服でお客様の要望に応えるスタイリスト

CM撮影やドラマ撮影など、芸能関係の仕事でよく耳にする仕事が、スタイリストです。
出演者の着る衣装などを用意してスタイリングしていくことが仕事で、作品の雰囲気に合わせ、クライアントの要望に合わせて、衣装の用意や、衣装チェンジを行っていきます。

スタイリストは基本的に、撮影などが始まってしまえば用済みかというと、決してそんなことはありません。
クライアントさんの反応などを見て、必要に応じて衣装替えを行っていく必要があります。
事前の打ち合わせで決まっていた衣装と全く違ったタイプを言われるケースもありますので、いくつがタイプを用意しておく場合も多いでしょう。

トレンドに敏感であることが重要な仕事

スタイリストは、洋服のプロ、コーディネートのプロとして、仕事を行います。
どうすればクライアントが望むような状態と作ることが出来るのかなど、具体的な衣装候補を提示しつつ、すり合わせを行っていくことが重要な仕事です。

理解力が非常に重要な仕事で、監督やクライアントが出している抽象的な指示から、衣装を決めなければいけないということも少なくありません。
また、作品の背景、時代などを理解して、その時代設定にあっている衣装を用意する必要がありますので、洋服に対する幅広い知識が必要になると言えるでしょう。

クライアントの指示が分からない場合は、しっかりと聞くことが重要ですが、あまり質問ばかりしていると、使えないと判断されてしまう可能性があります。
無意味な質問をしないように、ある程度候補を提示しながら会話をするというスキルも重要となるでしょう。

必要となる情報は色々とありますが、トレンドなどもしっかりと押さえておかないと、スタイリストとして失格と思われる可能性が高いため、常に勉強を怠らないことが大切です。

自力で服を大量に用意する能力が必要

スタイリストは基本的に、必要となるであろう服を、自力で用意する能力が必要となります。
大量に衣装が必要となった場合は、大量に用意をしていく必要があるのです。

同じスタイリスト仲間とシェアをして衣装を貸し借りするという場合もあれば、その都度衣装をレンタルなどして、用意をすることも必要でしょう。
用意をする際には、競合他社のブランドが入っていないかなど、細かく気を遣うことも重要になります。

また、衣装の用意を前日急きょ頼まれるということも少なくありません。
いざという時のために、ある程度自宅にストックをしておいて、場合によっては、自分の服を持参するということも必要になるということも、頭に入れておいてください。

意外とやることが多く過酷な仕事ではありますが、その分やりがいも大きい仕事と言えるでしょう。