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保育園の入園選考に受かるコツとは

認可保育園入園の可能性を引き上げる裏ワザ紹介

保育士として勤務している私がいうのもなんですが、実は、認可保育園に入る事が出来る可能性をアップする方法、裏技的な方法があるのです。
無認可保育園よりも認可保育園の方がいい……という保護者も多いと思いますので、保育士としての経験を活かし、ちょっとしたポイントをここで紹介します。

まずは保育園の入園までの流れですが、前年の6月から10月までの間、園の見学ができます。
その後、申し込みが10月から11月、選考が12月から2月、選考結果お知らせが2月、入園説明会が3月中旬あたり、入園が4月1日となります。

入所内定の方には、保育所入所承諾書が届き、待機の場合には保育所入所保留通知が送られてきます。
つまり入所決定の場合、保育所入所承諾書が来なければならないという事になります。
封書で送られてくるのですが、内定の場合、入園説明会などの別の書類が入っているので、封筒が分厚くなる、封筒が薄いと×、封筒が厚いと○といわれています。

職員に訴えるとかその他いわれていることに間違いが多い

入所を希望されるママたちの中でまことしやかにいわれていることがあります。
役所の保育担当の方に情で訴えるといいとか、希望する保育園の第一希望から第三希望まで全部同じ名前を記入するといいなどの噂です。
しかしこれはあくまでも噂であって、本来保育園の入園決定に関わってくるのは「点数」なのです。

保育園の入園施行に関しては、申込書記載の各家庭の状況を点数化するという作業を行います。
この点数は基本指数というもので、各自治体によって違いがあります。
ある自治体を参考に数値を見てみましょう

入園基準雹による点数とは

両親の勤務時間が基本指数となります。
ある自治体の場合で換算しますので、自治体によって違いがあるという事をご承知おき下さい。

夫は月に20日以上働く正社員、1日8時間の勤務です。
私もパートから正社員となり、月20日以上働く正社員、1日8時間ですから点数は各自20点で合計40点です。
これが満点となりますので、待機児童が多い地域でない場合、通常入園となる点数です。

パートの場合、点数が満たないことになりますが、不利になるというだけで入園できないという事はありません。
パートでちょっと不利な状態になっても点数を増やせる要素があるのでそこをご紹介します。

1点でも多い方がいい

1点でも多い方がいい、というのが保育園入園のポイントです。
ではどうすればその1点が加点されていくのかというと、いくつかの条件を満たす場合に、点数が加算されてきます。

母子家庭や父子家庭、また未就学児が3人以上いる家庭、生活保護受給家庭、認可外保育園を現在利用している家庭、障害児で特別支援を必要としているご家庭などです。
このうち、母子家庭や未就学児が3人いる、生活保護などは特殊条件となるので、一般家庭ではねらい目がありませんが、認可外保育施設の利用については、加点が狙える部分です。

無認可保育園の場合プラス3点、認証保育所などの場合プラス2点です。
認可保育園に入る前に、一時的に無認可保育園などに入園させておいて、その状態で、認可保育園に第一希望申し込みを出すのです。
すると、加点となりますし、入園の可能性が高くなります。