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一時的に預かってくれる託児所とは?

託児所は働くお母さんの心強い味方

子供を預ける施設の1つに託児所と呼ばれる施設がありますが、企業内にある託児所は事業所内保育所とも呼ばれています。
国や自治体等の公認を受けることなく運営している認可外保育施設という位置付けですが、国の基準や条例に基づいて開設することが必要です。

会社側が従業員の子供を預けることができるように運営している施設ですので、働くお母さんにとって非常に便利な施設となります。
会社の近くや会社と同じビルの中に設置されていることが多く、基本的に自社に勤める従業員が利用できる専用の施設です。
託児所を設置する企業によっては、社員だけではなく一般に向けても開放している施設もあります。
あるいは、企業が外部委託をして託児所を設けている場合もあり、近年の人材不足を避ける為に託児所を設けるというケースも増加傾向にあります。

自身が勤めている会社に託児所がある場合、通勤も一緒に行くことができますし、病気や何か起こった場合等、連絡が取りたい時も近くに親がいますので、すぐに駆けつけることができることも大きなメリットです。
勤務している間ずっと利用できますし、仕事が遅くなってしまった時も延長保育が可能ですので、ワーキングママも安心して働くことができます。
企業側としても、安心して働ける環境を整えることで、長く働いてくれる人材の確保に繋がっています。

託児所のサービス内容

託児所のサービス内容について、基本的には保育園とそれ程大きな違いはなく、一般的な保育内容と同じサービスを受けることができます。
託児所におけるサービス内容は、ミルクや食事をあげたり、おむつ交換を行ったり、昼寝をさせる、散歩に出掛ける、子供と一緒に遊ぶ等が主な内容です。
託児所も施設によって内容が異なりますので、最近では特色を持った施設も増えており、英会話を教えてくれるサービスを行っている託児所も人気があるようです。

託児所と保育園との違い

子供を預けてお世話をしてもらうという点において、託児所と保育園はどちらも同じですが、子供を預けることができる条件が違いますので理解しておきましょう。
保育園は厚生労働省の管轄となり、0歳から6歳くらいまでが受け入れ対象となる保育園が多いようです。
保育園の場合、保護者の仕事や疾患等の理由により、家庭で保育ができないというケースに子供を預けて「保育」することが目的とする施設です。

託児所は、0歳から小学生くらいまで受け入れている施設が多く、保護者の代理として子供を預かり、お世話をすることを目的としています。
幼稚園や保育園の空きがなく、入園できない場合にも託児所を利用している人も少なくありません。