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私立と公立の幼稚園、その違いは?

幼稚園にも公立、私立があるのです

田舎の小さい町にいると、幼稚園も保育園も少ないという状態になるので、特に幼稚園は公立以外ないのでは?と思っている方も少なくありません。
しかし都市部に行けば、幼稚園には公立、私立があり、行っている教育等も違いがあります。

昔は幼稚園にしても小学校にしても中学校にしても、地域の公立に行くという事が当たり前だったのですが、教育理念がしっかりしていて、独自のカリキュラムなどを持っている私立幼稚園や小学校に魅力を感じる保護者も多くなり、都市部では幼稚園のお受験、小学校、中学校の受験などが当たり前のように行われてます。

公立と私立でどのような違いがあるか、詳しく知っておく方がいいでしょう。
私も復職する前に、幼稚園の事についていろいろ調べてみたので、参考になれば嬉しいです。

公立幼稚園と私立幼稚園の基本的な違い

まず運営母体ですが、公立は市町村などの地方自治体の運営です。
入園希望が多いとなると抽選となる事もありますし、地域によって人員数などは違いがあります。
地方自治体が母体という事になるので、公立幼稚園で働く先生は公務員です。
私立幼稚園の場合、学校法人や社会福祉法人、また仏教寺院などが母体になっているなど様々です。

教育方針については、公立幼稚園の場合、文部科学省の指導要領があるため、公立小学校、中学校同様、国の方針によった教育方針です。
私立幼稚園は、母体によってそれぞれの教育理念があり、独自のカリキュラムで教育するという事もあり、私立幼稚園の中には、非常に高いスキルを持った先生がいて、レベルの高い教育を行っているところもあります。

保育時間は私立、公立共に変わりありませんが、私立保育園は夏休みなどの御休みが短い、長い等、その幼稚園によって違いがあります。
最近は公立幼稚園でも長期休暇の預かり保育、延長保育などを行う所が多くなっています。

通園バスや給食などについて

通常、公立幼稚園の場合、保護者が徒歩で送っていく、自転車にのせて登園する等の姿が多く、幼稚園バスがあるという所は少ないです。
つまり、毎日、自宅から幼稚園までの送り迎えが必要になります。
私立保育園の場合、園バスがある幼稚園が多く、別途園バス利用料金が必要となりますが、自宅近くまで送り届けてくれるところが多いです。

保育園では給食が必須ですが、幼稚園は毎日お弁当という所がほとんどでした。
しかし最近は、公立幼稚園でも園内に給食室があり、給食を提供するという所が多くなっています。

私立保育園では給食質を持っているところ、お弁当のところなど色々です。
お弁当を手配してくれるという所もあります。
公立も私立も給食に関してはさまざまな対応となっています。

習い事については大きな違いがあります

公立幼稚園では園の後の時間に習い事などの教室が行われるという事はないといっていいでしょう。
しかし私の友人のお子さんが通っている私立幼稚園では、ピアノ、体操、水泳などの教室があり、園バスでレッスンに通わせてくれるというサービスがあります。
また幼稚園の時間帯の中で、様々なレッスンが組み込まれているという私立幼稚園もあり、ママたちに人気となっています。