保育園にかかる費用の目安
保育園とは、仕事や病気、怪我や障害、手が離せないといった理由で子供の面倒を見ることができない保護者に代わって子供を預かりお世話をしてくれる保育を目的とした施設です。
特に共働きの夫婦の場合は、産休も育休も使い切ってしまった後、近くに頼れる親や友達もいない場合にはまだまだ小さい子供をどこに預けるかは大きな悩みとなってしまいます。
そのようなご家庭の選択肢には、費用を出して保育園に預けるという方法が一般的となります。
そこで最も知りたいのは保育園に子供を預けた場合にかかる費用になりますが、保育園は通常幼稚園よりも高くなるようです。
保育園には認可された施設と無認可の施設の2種類があり、国が認可しているかどうかで区別できます。
認可保育園の場合は自治体に申し込みを行い入園をするのですが、無認可の場合は施設に直接申し込むという違いがあります。
認可無認可に関わらず、対象年齢が3歳未満であるか以上であるかで保育料が高い安いの線引きが可能です。
3歳未満であれば費用は高くつき、3歳以上であれば安くなる為で、保育園を通わせる時期を考える時に、少し参考にするとよいでしょう。
保育園にかかる保育料は、所得によって変動しますので、所得が多い家庭の場合は高くなり、所得が低い家庭なら安く預けることができます。
認可保育園に預ける料金の算出方法は、自治体によって料金が異なりますので、入園の申し込みを行う際には働いている親の源泉徴収票か確定申告票を保育園に提出して、その金額から保育料が決定されるという方法です。
年収350万円の家庭であれば、3歳児を保育園に預けるとした場合に月額は3万円前後と考えてよいでしょう。
無認可の場合は許可保育園よりも費用が高く設定されていますので、無認可保育園では月5万円前後と考えられます。
あくまで目安となり、所得税額、子供の年齢によって料金が変動しますので、居住区の自治体のサイトに公開されている保育料を確認して、所得税額と子供の年齢等を照らし合わせて算出が可能です。
保育園と他の施設の違いとは
先述したように、保育園の場合は所得によって保育料が決定されますので、所得が高ければ保育園も高くなり、所得が低ければ保育料も低くなるという仕組みです。
つまり、家庭によっても変動しますので、どれほど必要になるかを事前にシミュレーションしておくとよいかもしれません。
保育園の失敗しない選び方
保育園は入園前に実際の様子を見ることができますので、まずはご自身の目で一度見学をしておくと雰囲気がわかってよいでしょう。
施設の安全性、人の出入りが制限されるかどうか、先生・スタッフの様子、設備や遊具の安全性等をこまめにチェックすることも大切です。