専業主婦から復職する時、不安なのも当然です
ずっと専業主婦という期間を過ごしていたという事は、育児、家事などで身体を動かしててはいるけれど、仕事で身体を動かしているわけではないので、体力面での不安もありますし、家族と接する時間が長いという状態から、他人と接する時間が長くなるという事への不安もあります。
私の場合、結婚して子供が生まれてなるべく早いうちに復帰しようという考えを持っていましたが、それでも子供が2歳になるまでは一緒にいて揚げる方がいいと考えていたので、結果、4年というブランクがありました。
数年というブランクでも不安があるのですから、10年以上のブランクで復職するとなれば、精神的にも肉体的にも不安はつきものでしょう。
実際、私も時間的なブランクは職場復帰に大きな不安となりましたし、体力面など自信があった自分でも、最初の1ヶ月はやっぱり年齢を重ねたんだなという事と、働くってこんなに疲労する事だったかな?と強く感じたものです。
最初は何もかもが大変と感じます
ブランクが4年、でも専業主婦10年以上という方が復職するよりもずっと早い段階で職場復帰を果たしたのですが、やはり最初は時間配分と家事、育児のやりくりのコツがつかめず、ただただ疲労……という感じでした。
職場で仕事に慣れる事、また他の保育士の先生と共に仕事に取り組んでいく事、さらに……子供と一緒に外遊びなどをかなりしてきた方だと感じていたのに、やっぱり複数の子供たちと一緒に夏場等外遊びをするということが、「ええ?こんなにきつかったっけ?」と思うくらい、体力的にへばりました。
夏のプールの後などはこっちが昼寝したい位……と思うほど疲労困憊、人間関係などもありますし、しかも家に帰る際には自分の子供を迎えに行き、買いものをして急ぎ夕飯の支度、お風呂の準備、洗濯ものをたたむなど、専業主婦の時代にはのんびり行えばよかったものが、数時間のうちにこなさなくてはならなくなるのですから、最初は本当になれなくて、混乱、トラブルばかりでした。
パート等短時間から考えていく方がいいのかも
ブランクが長い場合、まず生活の時間配分を体にしみこませることが大変なので、最初はパート等短時間から行っていく方がいいのではないかと思います。
短時間のパートに慣れてきたら、徐々に時間を増やしていく、また正社員雇用等してくれるようならお願いしてみる、さらに正社員雇用を行っている就職先を探すという方が安心でしょう。
思ったよりもずっと疲れますし、何より家族と接する時間がほとんどだったのに、他人に気を使いながら仕事をするという世界になるので、精神的な疲弊もかなりのものです。
最初は気負わず、慣れていくことが中心と考えて働く方がイライラも少なくなり安心です。